フランス語学習の挫折とリベンジの記録

《フランス語との出会いと最初の挫折》 私が初めてフランス語を学び始めたのは、 大学の第二外国語の授業でした。 なぜフランス語を選んだのかというと、 クラシックバレエをやっていたため、 フランス語の単語にある程度 馴染みがあったから、 そして、 パリ・オペラ座バレエ団の カール・パケットという 男性ダンサーに憧れ、 いつかパリに行って 彼に会いたいと思ったからです。 私は、 小学生の頃から英語を習い始め、 語学がすごく好きでした。 単語の暗記など地道な作業も、 嫌いな方ではありませんでした。 フランス語も英語も元は ラテン語起源のよく似た言語だし、 これまでどおりコツコツ努力すれば 必ず身に付けられると思っていました。 希望に満ちた気持ちで 授業に臨みました。 ところが、 男性名詞と女性名詞の見分け方が わからない。 複合過去、半過去、単純過去、 大過去、前過去の違いが わからない。 条件法と接続法の意味が わからない。 接続法現在、過去、半過去、 大過去の使い分けが わからない。 授業で先生が説明する内容が 本当にわかりませんでした。 そして、 無数に並ぶ6マスの表。 いくら地道な作業が 嫌いではないとはいえ、 さすがの私も、 努力と根性で丸暗記すべき 動詞の活用とやらに、 うんざりしてしまいました。 それでも 授業の内容が面白ければ 頑張れたのかもしれませんが、 Bonjour(こんにちは) Je m'appelle~(私の名前は~) Qu'est-ce que c'est?(これは何ですか) 中学1年生の英語レベルの 「The 教科書」的な文章を みんなで読んで、訳して、 試験のために暗記する… 1ミリも面白いとは 思えませんでした。 これでは、とてもじゃないけど、 フランス語を身につけられるとは 思えませんでした。 パリで憧れの人に会い、 フランス語で自由に会話をするなんて、 夢のまた夢だと思いました。 語学が得意だと思っていた 自分のプライドが 崩れ去っていくのを感じました。 その後、 なんとか1年間授業に出て、 大学の単位は取ったものの、 それ以降、 私がフランス語の勉強を続けることは ありませんでした。


《フランス語との再会と人生最大の敗北》


《そして、「リベンジ」のその先へ》